どんど焼きというと、小正月に行う無病息災・五穀豊穣を祈る年中行事です。
藁や竹を三角錐に組み上げたヤグラのような形が一般的かと思いますが、桜川市の堤上地区では大きい小屋のようなものを作ります。
高さは4m~4.5mはあるでしょうか。
竹で櫓というか骨組みを作り藁で壁や屋根を作り、まるで一軒家のようなものを作ります。
周りには、しめ縄やダルマなどがありますね。
ここらへんは、他のどんど焼きと同じようです。
で、実はほんとにこれは小屋のようなんです。
中には囲炉裏があって火を焚いています。
中にもしめ縄やダルマ、その他の縁起物が持ち込まれています。
昔は焼くまでこの中で暖をとっていたそうです。
18:00になると着火です。
藁なのであっという間にものすごい炎で小屋が包まれます。
20m離れていても暖かいです。
骨組みの竹が破裂する音が続きます。
骨組みも崩れ、炎の勢いも一段落すると、最後はもちろん篠棒の先に餅を刺して焼きます。
気の早い人は、炎や煙が真っ盛りのときに炙っていますが、正しくは炎が落ち着いてから炙らないといぶられて表面が焦げるだけだったりします。
これを食べると無病息災であるということです。
自分の住む地区でも、一昔前はありました。
もっと前には、この小屋は見張り小屋的役割があったとか・・・・
なんでもほかの地区からいたずら(当日前に火をつけられるらしい・・)
まっ、当時としては陣地取りゲーム的な感じもあったようですが。
そうなんですね。
自分のところもやってたんでしょうか?
それはそうと昨日はお疲れ様でした。
試飲程度なら日本酒飲んでも大丈夫でしたね(^^)/