二宮尊徳ゆかりのサミット

この秋、第17回報徳サミットというものが開催されます。

現在の桜川の青木堰

サミットの参加者は、二宮尊徳の生まれ故郷の神奈川県小田原市、主に仕事をしていた栃木県二宮町(今の真岡市)、北海道豊頃町、茨城県桜川市、筑西市、栃木県日光市、那須烏山市、茂木町、神奈川県秦野市、開成町、静岡県掛川市、御殿場市、三重県大台町、それから今回の震災で大きな被害があり、原発事故の被害の只中の福島県相馬市、南相馬市、大熊町、浪江町、飯館村です。
自治体と市民が参加し、簡単に言うと報徳精神のまちづくり談義を交わすというものです。
サミットの開催は震災により開催も危ぶまれていたようですが、こういう時だからこそ、実施するということになったわけです。

いっつ・あ・さくらがわーるど”でも、以前何度か桜川未来塾の取組として取り上げて来ましたし、ゼミナールでは郷土史家の館野先生が旧大和村の広報誌の読み物として連載していた”よみがえる金次郎”をみることができます。

といった縁もあって、昨年、われら桜川未来塾にも報徳サミットへの参画の打診があり、代表の工場長が実行委員として参加しています。
とはいったものの、われわれはどのような形で参加したらよいのか、長く思案していたところです。。。

われわれにできることといったら、、、アレですかね。。。
何度かの定例会で、だいたいやることがイメージできてきましたが、まだまだ固まっていないところもありますので、決まり次第こちらで報告していきます。

≪参考≫
開催趣旨
 近年の社会情勢は、経済状況の悪化や環境問題における自然破壊、少子化問題等さまざまな混迷が深まる中で、人々は道徳観の低下や報徳精神の希薄化に大きな懸念と不安を抱いています。このような変革期における状況下において、江戸時代末期の多くの疲弊した農民や人々を救った二宮尊徳翁の「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の教えを今一度振り返り、見直す機会を持つことは、現代の私たちにとって大変意義深いことと考えます。開催地桜川市は、豊かな心と生きがいを育み、歴史と伝統文化、自然環境を彩るやすらぎのまちを将来像としています。
 そこで、二宮尊徳ゆかりの市町村が一堂に集い、住民と行政の役割、広域的な地域間の連携など幅広い視点から意見交換を井来ない、人と人との絆をつなぎ、これからのまちづくりに必要な取組を報徳仕法から学ぶため、全国報徳サミット桜川市大会をここに開催します。

期日
平成23年10月21日(金)~22日(土)

内容
21日(金)
尊徳翁関連史跡見学(青木堰、薬王寺、真壁の町並みなど)
交流会

22日(土)
岩瀬小学校、大国小学校児童の学習発表
パネルディスカッション
基調講演
「歴史に学ぶまちづくり」童門冬二

カテゴリー: 桜川未来塾   パーマリンク

二宮尊徳ゆかりのサミット への2件のコメント

  1. 舘野重盛 より:

     「第17回報徳サミット(10・21)」に参加できないでしょうか?
    母方の祖先の舘野勘右衛門が「二宮尊徳翁」に桜川から灌漑用水を引く堰を作ってもらい、当時飢饉で苦しんでいた農地が潤ったことを聞いておりましたが、現在までそれ以上の内容に触れる事はありませんでした。
     今年になって「家庭画報」で桜川の山桜特集を観て、訪れる折には母の郷里や「青木堰」を是非一度訪れたいと思ったのですが、居り悪く今回の震災で「桜川祭りの中止」が報じられ、その後の度重なる地震発生から訪問を控えておりました。 
     貴桜川未来塾により、青木堰の歴史を知る事ができましたのでこの機会に是非現地を訪れたいのです。よろしくご回答をお待ち致します。

    • 桜川未来塾 より:

      舘野様
      桜川未来塾ホームページをご覧いただきありがとうございます。
      当ホームページの内容は、郷土史家の舘野先生が旧大和村時代に広報紙に掲載していた読み物を再構成して掲載しているものです。

      で、コメントをいただいた、10月21日に報徳サミットに参加できないか?との件ですが。
      一般の方が参加できるのは、22日の基調講演と聞いております。

      それから、このホームページを運営している市民団体である桜川未来塾は、報徳サミットに協力することになっていますが、報徳サミットの主催者は”報徳サミット実行委員会”(市役所が事務局)となります。
      ですので、ここでの判断はできかねます。
      仮に我々が参加するにしても、実行委員会に相談するか地元青木地区の方に相談する方法しかないと思われます。

      いずれにしても、このコメント欄でのやりとりよりも、メール等でのやりとりのほうが適切かと思います。
      大変でももう一度、当ホームページのトップページのお問い合わせ欄から問い合わせいただければと思います。
      そこからメールを返信するようにします。

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